SatUrDiary

あなたと私のDiaryです

どこにも辿り着けなかった日々のこと

最近なぜだか、どこにも辿り着けなかった昔のことをよく思い出していた。

色んな物事も感情も行き詰まって、どこにも行けず、どこにも辿り着けなかった日々だった。

 

当時はどれくらいそんな時期を過ごしていたんだろう。確か、程度の差こそあったけれど、3年×2だったと思う。体が動かない、目の前が真っ白になる…という時期もあって、普通に生活できてしまっている今の自分を不思議に思うときもある。

 

どこにも行けないという呪いにかかったら(あるいはかけてしまったら)、ほんとうにどこにも行けないのだ。

こういう単純なトートロジー(あるいは思考の循環)に自分が陥っていると気づくことは、一人で遂行することの、最も難しいことの一つだと思う。

 

それからというもの、あらゆるトレーニングをして、あらゆるヘルプをもらって、呪いにも思考にも支配されることはなくなった。感情も外的環境も、適切にコントロールできている。あらゆる物事をコントロールして、マッピングして、向かうべき方向に向かっている。

 

向かうべき方向も、その光も、それなりに見えるようになったのだから、10年前を思えばパーフェクトと言っていいと思う。

このまま、暗闇の荒野に進むべき道を切り開いて、生きていく。